ヒカゲスミレ【日陰菫】　　　
　　　　　　　　　　Viola yezoensis 　
　

特徴 谷筋にある落葉樹林の林床などの少しじめじめした半日陰になるような場所に生育する。そのため日陰菫という名がついた。
花は中型で白色、唇弁を中心にとてもはっきりとした紫条がはいる。花付きが悪くたくさん株があってもあまり花は無いことが多い。葉は細長い卵形から三角形で、葉の細かい毛が生えていて触るとふわふわしている。
環境 山地の林床などの半日陰で湿った所
 花期 ４月中旬〜５月中旬
分布  北海道、本州、四国、九州 群馬  中部、東部、西部、吾妻

 １４．４．１２　群馬（東部） １５．４．２５　群馬県（吾妻） 

ヒカゲスミレの品種

タカオスミレ　【高尾菫】　
　　　 Viola japonica f. albida
特徴　　ヒカゲスミレの葉の表面が、黒紫色になった品種。
　　　　　夏には葉が普通の緑色になる。高尾山で見つかった。
 　　　　　　　　　　８．４．２６　群馬県（西部）