アオイスミレ【葵菫】　　　
　　　　　　　　　　Viola hondoensis
　

特徴 湿った土地を好むため、特に雪が積もる場所に多く分布している。平野部近くでも川沿いの湿ったところや林床などに生育しているが､花期が早いため他のスミレが咲く頃には終わっていることが多い。
花はいくらか小型で青みを帯びた紫色から白色。花弁が波打ち、地面に張り付くように咲き、開ききらない。葉は円形で一面に毛が生えている。花が終わると違う葉と思うほど大きくなり、ツルを伸ばして増える。そのため大きな群落になる。冬にも葉が残っている。
環境 湿り気の多い山地の林床や林縁 花期 ４月上旬〜４月中旬
分布    群馬  県内各地

 
 １４．４．１２　群馬（東部）  １５．４．２６　新潟県

アオイスミレの品種

シロバナアオイスミレ　【白花葵菫】　　　　
アオイスミレの白花。雪の多いところでは普通に見つかる。品種として扱わない。
 　　　　　　　　　　１４．４．２０　新潟県